看護師が退職するまでの流れを徹底解説【退職願を出してから辞めるまでの期間は?】

看護師が退職するまでの流れを徹底解説【退職願を出してから辞めるまでの期間は?】
目次

看護師が退職するまでの道のりは長く険しい

  • 退職までにすべき事が分からない
  • 退職交渉はいつ誰に持ち掛ければいいの?
  • 何月に辞めると転職しやすいの?

そのようにお悩みではありませんか?

退職までには退職理由の作成、申し出るタイミング、退職日の交渉など、様々なハードルが存在します。

そこで、この記事では円満退職に至るまでのステップを、6つの段階にまとめました。

退職を円滑&円満に勝ち取るためのコツや注意点を解説しています。

本記事を読むと、円満退職に向けて取り組むべき事や注意すべき事について確認ができます!
是非最後までご覧ください。

看護師が円満に退職するまでの6つのステップとコツを紹介

退職のベストなタイミングはいつ?

STEP
転職先の情報収集を行っておく

転職先の公式HPをチェック!

STEP
就業規則をチェックする

就業規則の退職時規定をチェックしよう

STEP
退職の意思を表明

師長さんに退職の意思を伝えよう。退職理由は慎重に。

STEP
退職交渉を行い退職日を決める

退職希望日ははっきりと伝える。

STEP
業務を引き継ぐ

委員会、看護研究、係活動、プライマリー・・・etc

STEP
退職届を提出する

規定に沿って、指定の書式で提出。

STEP
退職

晴れて退職日!返却物品の不足がないか注意!

転職先について情報収集をしておく

退職交渉を始める前に、次の職場について情報収集を行なっておくと安心です。

転職先の候補さえ決まっていれば、退職の交渉と並行して転職活動を行うことができます。

直近では求人を出していない人気の職場も、半年後であれば職員の産休や異動などで、求人に空き枠が出ることもあります。

近年人気の看護師がなれる職種の例
  • 産業看護師
  • 治験看護師
  • 美容クリニックなど…

転職活動の期間が長ければ長いほど、条件の良い職場転職できる可能性が高まります。

好条件の職場に転職したいのであれば、情報収集や見学は早めに行なっておいた方が良いでしょう。

具体的な情報収集の方法は「転職に失敗しないための情報収集」でも解説を行なっています。

転職活動に割く時間がなく、求人だけでもサラッとチェックしたい方には、転職サイトへの登録がオススメです。

転職エージェントについては「看護師転職サイト大手6社を徹底比較」の記事で解説を行っています。

就業規則で退職の申し出時期をチェックしよう

職場によっては「退職の申し出は3ヶ月前」など、退職希望の申告時期を就業規則によって決めている所もあります。

大体の職場は1ヶ月〜3ヶ月程度ですが、まれに6ヶ月との規定があることもあります。

規則上いつごろから退職できるのかは、交渉の前に必ず確認しておきましょう。

法律上は「14日前」に申告すれば退職可能ですが、シフトや人間関係、患者への影響を考えると難しいです。

円満に退職したいのであれば、就業規則を守った形で退職時期を提案するのが良いでしょう。

退職の意思を表明する

看護師長に退職の意思を伝えましょう。伝えにくい場合は主任やプリセプターを経由するのも一つの手段ですね。

退職理由はあらかじめ考えておき、引き止められにくい理由を準備しましょう。

一例にはなりますが、以下のような理由が効果的です。

引き止めを受けにくい退職理由の例
  • 体調不良
  • 結婚・妊娠・出産
  • 育児
  • 親の介護
  • キャリアアップ
  • 別分野に挑戦するための転職(病棟→在宅、美容、施設、クリニックなど)

別記事では「劇的に引き止めを受けにくくなる退職理由」について、例文つきで詳しく解説しています。

退職交渉を行い退職日を決める

退職日の交渉を行います。

初回の退職交渉で必ずやってほしいのが「退職希望日をはっきりと伝える」事です。

退職時期を明確にしておかないと、いつまででも引き延ばされてしまいます。

場合によっては年度末、もしくは1年後など、とても許容できない退職時期を提示される可能性もあります。

ですので、まず「△月を持って退職させていただきます」と退職日をキッパリと伝えましょう

就業規則を遥かに超える期間を提案してきた場合、ルール違反をしているのは職場側です。
就業規則」を交渉の場に持ち出して、提案を拒否するのも一つの選択肢です。

業務を引き継ぐ

看護研究委員会活動、プリセプター、係活動、プライマリーなど。

自分が担当してきた業務を引き継ぎましょう。

引き継ぐ業務が複雑な場合は、要点をまとめた資料などを作成しておくと、伝わりやすくなり感謝もされますよ。

退職届を提出する

職場の就業規定に沿って、指定された通りに退職届を提出します。

退職届が正式に受理されれば、無事退職が確定します。

荷物の整理を行う

退職に向けて貸与物品の整理をします。

職場によっては貸与された物もあると思うので、どこまで返還義務があるのか確認をしておきましょう。

返還義務のある物には、会社から与えられたユニフォームパソコンロッカーの鍵などがあります。

どこまでが返還の対象となるのか確認しておきましょう。

返還が必要になる物品の一例

健康保険被保険者証
ロッカーの鍵
貸与されたパソコン
ユニフォーム
ナースシューズ
IDカード(名札や身分証)

退職

晴れて退職日になります。お世話になった人に感謝の思いを伝えて退職をしましょう。

最後まで気を抜かず、務めきりましょう。

看護師まる
看護師まる

長い長い退職交渉期間、本当にお疲れ様でした!
退職後の幸せな日々を祈っています。

【転職活動】時間的余裕がない人は転職サイトを活用しよう

更にオススメしたいのが見学へ行くこ管理職と会話するのは、最も有効な情報収集方法です。

しかし、職場見学には時間が取られますし、知らない職場に出向くのはハードルが高いですよね。

転職に失敗しないための情報収集」でも触れましたが、SNSホームページは、見方を知っていれば情報収集ツールとして非常に優秀です。

インディードなどの求人には口コミの掲載がされているため、参考までにチェックするのも有効でしょう。

時間的に調べる事が難しいならば、転職サイトを参考にするのもオススメです。

看護師まる
看護師まる

ブログ運営者の看護師まるが個人的なイチオシは「看護のお仕事」一択です。

以前実際に使用したことがあるのですが、求人件数も最も多く、アドバイザーも希望に沿った案件を提案してくれました。

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退職交渉がこじれないようにするための3つのコツ

看護師が退職する時は、ほぼ確実に引き止めに合います。

「退職交渉がこじれて同僚との関係性が悪くならないかな」
「先輩も同期も、みんな面談で引き止められてる…。私は上手に交渉できるかな?」

そのような悩みを抱えてはいらっしゃいませんか?
退職時の摩擦を最小限に回避するためには、3つのコツがあります。

退職交渉の際は、以下の3つのポイントに絞り解説いたします。

退職交渉の心得

1ネガティブな理由はなるべく使わない

2感情的にならない

3極力、嘘はつかない

1ネガティブな理由はなるべく使わない

異動や勤務調整などを行い対応する方向に話をもっていかれやすいです。

退職交渉が長期化したり、人間関係が悪化するリスクが高いのでオススメしません。

2感情的にならない

退職交渉の際は、上司から嫌な事を言われたり、感情を探られる事があります。

悔しさや悲しさ、怒りの感情やその理由を表出する事で、退職交渉が途中で脱線してしまう可能性があります。

また、対人関係の悪化につながる可能性もあります。

基本的に感情を表に出すことは、推奨しません。
しかし、どうしても伝えたい「想い」がある場合には、退職の直前に上司へ直接伝えると良いでしょう。

3極力、嘘はつかない

嘘の転職理由がバレると、退職までの期間が過ごしにくくなります。

それだけではなく、医療の世界は狭いため、新しい転職先にも伝わる可能性も十分あります。

そのためにも嘘の退職理由は控えた方が良いでしょう。

具体的にはどのように退職交渉を行えばいいの?

上記について「じゃあどんな転職理由なら良いの?」と思うかもしれません。

それについては「上司が引き止めにくくなる退職理由」という記事で触れています。

下記の内容を例文つきで、詳しく解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

引き止めを受けにくい退職理由の例
  • 体調不良
  • 結婚・妊娠・出産
  • 育児
  • 親の介護
  • キャリアアップ
  • 別分野に挑戦するための転職(病棟→在宅、美容、施設、クリニックなど)

まとめ

看護師の退職は長期化する事が多いです。

退職交渉の中で人間関係を拗らせてしまったり、批判を受けながら退職される方もみえます。

ですが、ステップを1つづつ踏みながら行動する事ができれば、円満退職も可能です。

このブログでは看護師の悩みを解決するための記事を執筆しています!

不安が残る方はぜひ他の記事も是非チェックして見てください。

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